0.はじめに
地獄へ、ようこそ!!!
山梨大学医学部医学科新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!
県内の方は慣れ親しんだ土地での新生活、県外の方は見知らぬ土地での新生活で、期待も大きい反面、このような時期ですので、不安に思うことも多いと思います。
今回は、そんな新一年生の皆さんの不安を払拭すべく、いろいろな情報を集めました!
わからないことがあったら、いつでも連絡してください(^^)
1.大学生活について
山梨大学に入学した皆さん。何か大学生活に「キラキラした」幻想を抱いているのではないでしょうか?
進級に厳しいだとか、去年の1年生は10分の1留年したとか、そんな話はいずれします。
今回は立地的なものです。
お忘れでしょうか。山梨は「田舎」です。
田舎の大学生の大学生活満喫方法といえば、4つに絞られます。
部活か。
バイトか。
酒か。
性か。
というわけで、今回は何の期待も抱かせない、「等身大の山梨大学」をお届けします。
2.部活動について
色々悪ふざけをしましたが、ここからが真面目パートです。すみません。
運動部と文化部、それぞれの特徴をご紹介します。
運動部は、練習日数こそ少ないですが、練習参加は強制のところが多いです。自由参加なのは、水泳部、軟式テニス部、フットサル部のみとなっています。(追記:他にも自由参加の部活はありました。気になる運動部に直接確認してください。)運動部どうしの兼部に関しても、その三部以外はかなり制約が厳しいです。それぞれの活動日は、各部のTwitterなどを参照してください。
一方、文化部(サークル)は、参加だけでなく、活動すら自由なところが多いです。ぶっちゃけのところ、あまり顔は出していないが、所属だけはしている、という人も多いです。僕も3つほど所属しています。
文化部、運動部双方のメリットとして、「学外の友人ができる」「先輩後輩のタテの繋がりができる」「無限に余る時間を有効活用できる」という三点が挙げられます。
運動部には、毎年夏に「東日本医科学生総合体育大会(東医体)」というものがあります。東日本の医学部各校が一同に会し、一位の座を賭けて闘います。多くの場合泊まり込みでの大会となり、他校の選手とも交友を深めることができます。お酒も飲みます。未成年飲酒、ダメゼッタイ。
(○島「飲むなよ!絶対飲むなよ!!」)
文化部では、サークルにもよりますが、県大看護学部とのインカレサークル、そして全国規模のインカレサークルもあります。かく言う自分も、北は北海道から、南は宮崎まで(琉球じゃなくて悪かったな!)、大学に入ってから友達になることができました。気の合う仲間を見つける、「出会いの場」としても、学外に飛び出してみるのは悪いことでは無いんじゃあないでしょうか。
3.バイトについて
医大生(甲府キャンパスに通う他学部の学生と区別してこう呼びます)の皆さんのバイトって?
医大生オススメアルバイト5選、調べてみました!
主に、医大生(甲府キャンパスに通う他学部の)は、以下のバイトで日銭を稼いでいます。
・個別指導の講師
授業前後の負担も少なく、地方にしては比較的高い時給だということもあり、そこそこ人気のアルバイトです。
・家庭教師
みーんなどこでこんなの見つけてくるんですかね?!
圧倒的高収入、圧倒的高待遇。
いや、正直このバイトに巡り会えた人は幸運です。
だって、明らかに供給が需要に見合ってないんですもん。
この地域だけ国立医学部の優秀(笑)な頭脳が集まり過ぎなんですよね。
加えて山梨の極度の少子高齢化。
そりゃクライアントも見つかりませんわ。
・飲食店
【イオンモールの飲食の労働力、8割が医大生】説~~~
というのは半分冗談で、医学部生が飲食バイト?!って驚かれるかもしれないんですけど。
医大生多すぎて働き口が無いのと、
家事力皆無な一人暮らし医学部生にとってまかないが死ぬほどありがたいのと、
学外の人たちとの繋がり、「出会い」がうまれるのと。
そんなわけで、飲食店と医学部生はWin-Winなんですね。
時給安いけど。
・医療事務など、医療系バイト
「医療とは死ぬまで付き合うんだから医療系バイトなんてやってられっか!」
みたいなそこのあなた。かしこい。
でも、意外と馬鹿にしたもんじゃあありません。
臨床に触れられる数少ない経験で、勉強モチベになります。
CBT対策としても、救外の夜勤はとてもいい経験です。
・山梨大学公式アルバイト「CA=キャリアアシスタント」
山梨大学では、大学側から求人が出るアルバイトがあります。もちろん、求人数は少なく、勤務している方も少ないとは思いますが、貴重な研究の実務体験ができます。
決して、大学院生が少ないから学徒動員されているわけでは有りません。決して。
いかかでしたか?(^^)
自分にあったアルバイトを見つけて、みなさんも大学生活を満喫してくださいね。
4.恋愛事情について
さて、ここまでお読みになった皆さんには、ある一つの疑問が生まれていることと思います。いや生まれててくれ。
「医大生は一体どこで彼氏/彼女を作っているんだ…?!」
さて、それに答える前に、「実際にあった怖い話」をお届けしましょう。
~実際にあった怖い話~
ある日、Aくんは部活仲間のBちゃんと「イオンモール甲府昭和店」でご飯をたべていました。
翌日学校に行くと、Aくんは友達みんなから「Bちゃんのこと狙ってんの?」と聞かれました。
とある目撃者から、一夜にして(飲み会を通じて)学年全体に広まっていたのです。
しかし、このときはお互い全くその気がなかったので事なきを得ました。
時が経ち、AくんはCちゃんと付き合うようになりました。
Cちゃんと楽しくドライブデートして帰ってきた夜のこと。
サークルの先輩方から、一通のLINEが届きました。
「今日、助手席に載せてた可愛い女の子はだあれ?」
~Fin~
ま、難しいことは有りません。医大生の行動範囲が狭すぎて、どこ行ってもエンカウントする、というか誰かしらに見つかるんですね。恐ろしき監視社会。パノプティコンだ。
ということで、ぶっちゃけ医大の中で付き合うのはオススメしません。
プライベートの欠片もないんだよな地方医大って。結構しんどいよ。
それでも、医大の中の人に惚れちゃったならしょうがないね。実際、自分の周りにもそういうカップルは一定数います。半同棲生活も珍しくないですね。羨ましいなおい。リア充爆発しろ
他には、インカレで出会った人と付き合っている人や、以外に多いのが「入学前から~」っていう遠恋カップル。妬けちゃうねぇ。
でも安心。毎年10月頃に、なぜか一年生遠恋カップルが次々と別れ始める怪事件が起こるんだって。なんでだろうね。((半年が分岐点なんだろうね))
…僕ですか?
思いを叶えた人の自分語りほど、面白くない読み物はないでしょう??
P.S. ひたすら惚気けるだけのエッセイ書いてるので、よかったら見つけてください
5.まとめ的な何か
ここまで僕の駄文に付き合ってくれたあなたなら、もう何行かも余裕で読み切れるでしょう。
…流石にしんどい?ほっといてください、こんな記事書くやつが自己満以外の何を求めているんでしょうか。
あ、他のライターさんのdisではないです決して。めちゃくちゃ面白く読ませてもらっているので。
閑話休題。
色々と、山梨大学に対して恨みつらみを書き連ねて来ましたが、実は僕は梨大を結構気に入っています。というか山梨自体を、ですね。
一般教養科目の「山梨学」や「富士山学」、「観光学入門」では、観光産業に注力しようとしている山梨県の涙ぐましい努力を垣間見ることができました。
皆さん知ってますか?
『週末は山梨にいます』
とは、2018年から用いられている山梨県の観光キャッチコピーです。
何を隠そう、隣県出身の筆者は山梨に来るまで、このキャッチコピーを全く知りませんでした。
…あれ?なんかまたdisる感じになっちゃったな?
違うんですよ。これはあれです。いわゆる「ツンデレ」ってやつです。
自転車を走らせれば畦道がある、
夜空を見上げれば無数の星に囲まれている、
南を見れば雄大な富士山がそびえ立っている、
そんな山梨県が、一年の間でたまらなく好きになっていました。
探してみると、意外とささいな魅力が多かったりします。
ほうとうも、ぶどうも美味しいです。ワインも美味しいらしいです。僕は未成年なので。
えー、と。つまるところ締めくくりの言葉としては。
皆様が、この山梨大学で、自分の「好きなもの」を見つけ、素敵な大学生活を送れるよう、微力ながらお祈りしております。
改めまして、地獄へようこそ!!!
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